NPO仕事と子育てカウンセリングセンター
活動レポート活動レポート:シンポジウム
第1回【仕事と子育て】カウンセリングシンポジウム

企業が【仕事と子育て】カウンセリングを取り入れる意義

渥美由喜 (株式会社富士通総研 経済研究所 主任研究員)

テーラーメイドのカウンセリングを

女性の愛情曲線


この分野を研究しているととても面白いデータと出会うことがあります。これは以前、私が調査をした「女性の愛情曲線」というグラフです。この調査では、ご覧のとおり、夫への愛情曲線は出産直後を境に回復組と低迷組に二極化します。この二極化は何故かを探っていきますと、別の設問で「子どもが乳幼児期に夫が一緒にやってくれたか否か。」があるのですが、この回答によって二極化することがわかります。私は独身時代にこのデータをみてゾッとしました。それがトラウマになって、今育児を一生懸命にやろうとしている面もあります。このようなグラフを見せて独身社員にアピールする意識啓発研修をすることがあります。先日もある企業で男性社員研修でお見せしたのですが、そのあと企業の福利厚生制度にあった、「お料理教室」に通い始めた男性が数人いたと聞きました。

私は、「ワークライフバランスやダイバシティというのは、ワクチンの即効性ではなく、漢方薬だ」と思っています。企業にとっては今後業績の明暗を分ける大きな試金石だと思っています。
個々の従業員へのテーラーメイドのカウンセリングはますます重要になってきます。その意味で、「女性の仕事と子育てカウンセリングセンター」の役割は、今後ますます大きくなっていくと思います。
ぜひ、みなさんと一緒に「働きやすい職場環境」づくりに邁進していきたいと思います。

ご静聴ありがとうございました。