NPO仕事と子育てカウンセリングセンター
活動レポート活動レポート:シンポジウム
第1回【仕事と子育て】カウンセリングシンポジウム

シンポジウム「今なぜカウンセリングが必要なのか」

岡山慶子 (NPO法人【仕事と子育て】カウンセリングセンター理事・カウンセラー)

【仕事と子育て】両立支援の両輪

仕事と子育て】両立支援のためにカウンセリングだけで良いのでしょうか。企業の側として制度をきっちり充実させ、法律を守り社員に快適に働けるようなシステムを作ることが必要です。ですから企業としてチェックをすることがとても大事です。

その一方で、女性従業員に対して【仕事と子育て】両立支援のためのカウンセリングをしていき、かなり個別的なこと、なかなか制度に馴染みにくいようなこと、でも本当にそこが解決できればちょっと背中を押してあげて「ちょっとあなたのビジョンを考えてみて」「どのように生涯を送りたいと思っているの?」「今、何をしたいと思っているの?」「どのようなサービスを受けたいと思っているの?」とともに考えていくことも大事ではないでしょうか。

この両面を私と渥美由喜氏(株式会社富士通総研経済研究所主任研究員)の取り組みを三重県で始めておりますが、次世代育成支援プロジェクトの中で企業の方に「企業の側へのコンサルテーション」と「働く人へのカウンセリング」の両輪で【仕事と子育て】をサポートしています。

先ほど、坂東先生の基調講演で『サステナブル』というお話がありましたが、【仕事と子育て】の両立支援のためには、企業はもちろん病院、学校も経済的に発展していかなければいけません。「公正・福祉」に関しては、働く人に公正であって福祉が守られなければならない。それは働く人―医療者、教育者、従業員―のみならず、その相手である患者さんや子どもたち、企業の場合は製品やサービスを購入する人までが幸せでなければ成り立ちません。

その結果、命や環境が守られていくというトリプルトップライン(下図)が調和良く企業の中で、私たち働く者の中で、社会の中で形よくバランスよくいくということが仕事と子育てが両立支援出来る最終的なゴールではないかと私は思っております。どうもありがとうございました。
トリプルトップライン