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No.42 離乳食①・ごっくん編

No.42 離乳食①・ごっくん編

3歳の娘は、食べる量が少なくて気まぐれ…。保育園でバランスのいいランチやおやつをいただいているから、OKとしましょう。私も努力してきましたが、食べないときはほとんど食べません。土日の教室にはお弁当を。残したときに「もう作らないよ」というと、ないのはいやだそう。少なめに詰めて、小さいおにぎりだけのときも。手間をかけて作ったロールキャベツが受けたときは、「やったー!」。離乳食のドキドキを思い出します。
 
生後6カ月ぐらいで始めると聞いていた離乳食。初めはもっと遅くてもいいかと考えていました。娘はおっぱいが大好きだったし。おかゆを作るのに自信がなくて、6カ月を前に娘とマクロビオティックの離乳食講座へ。心構えはしていました。アラフォー初めてママは、何でもマジメに取り組んでしまうの。小児科で「食べたそうにしているわね。始めたら?」と言われ、おっぱいのほかに栄養源があったほうがいいかと思い直し、6カ月になってまもなく始めることに。ママの具合が悪いとき、預けるときはサバイバルですから。
 
初期に使ったグッズは、軽くて割れにくいベビー食器セット。小さなすりこぎや、ママがベビーのお口に運びやすい細長いスプーンもついています。お宮参りのときにもらったお塗りのミニミニ食器も。食べこぼしはまだ少なく、エプロンでなくてもスタイでカバーできました。スパウト(哺乳瓶の次、ストローの前に。飲み口をくわえて傾けると出る)の両手マグ。冷凍用の小分けケース。1冊だけ、離乳食のレシピ本を購入。段階ごとの食材のやわらかさや、なぜベビーには濃い味つけがNGなのか、わかりました。成長に合わせたレシピを見るのも楽しい。実際は、工夫したものほど食べませんでした…。
 
初めは1回食で朝だけ。スタートは、おもゆを5さじ。分づき米を10倍の水で煮込んだおかゆの上澄みです。「うへえっ」という顔をしましたが、お茶わんをつかみ、スプーンを持ってさいそく。翌日は、おかゆをこしたクリームを3さじ。次の日はおもゆ。そのあとは、おかゆクリームを3~4さじ。1週間ほど続けた後、野菜をプラスしていきます。無添加の野菜ジュースをひとくち。次はコマツナをゆでで刻み、すりすりしたものを3日間。それから1週間は、ニンジン。おかゆはお湯でのばすと食べやすいみたい。
 
少しずつ食べるようになっても、1日に10回ぐらいのおっぱいは続きました。あまり食べてくれないと気にしていた私。小児科のドクターは「おいしいかどうかじゃなくて、ごっくんする練習だから」。おっぱいを10回飲んでもおかしくないと聞き、少し安心。食べ始めて20日ぐらいのとき、初めてのかぜで薬シロップを飲んで、数日は離乳食をお休み。おっぱいを見てくれた助産師さんには、「そのうち食べる」と言われました。
 
さらにホウレンソウ、ハクサイをプラス。カブは好きみたいでした。始めて1カ月ごろ、たんぱく質に挑戦。お刺し身用のタイを買って熱を通し、すりすりして。ブロッコリーも投入。おかゆと野菜、お魚を混ぜて食べることも。おかゆは水分を減らして7倍に。
 
慣れてきたところで、海外に単身赴任中のパパと会うために母娘でバンコクへ。オーガニックのベビーフードを持参。野菜スープとおかゆです。食べるときは、お風呂用のふかふかチェアが便利でした。空気を入れるだけでベビー用のいすになり、たためばトランクに入ります。帰国後も、初めての食材を。ジャガイモやカボチャを豆乳でのばしたもの。お湯をかけて塩分を抜いたシラス。トマトの汁はすっぱい!という顔をしましたね。
 
離乳食を始めて2カ月目、朝と夜の2回食にしました。5倍がゆや、定番の野菜スープを作ってみました。娘を抱っこひもに入れてキッチンに立ち、オーガニックの宅配で届いたタマネギ、ナス、ジャガイモ、カボチャ、カブをことこと。調味料なし、自然のだしだけでおいしい。スープでおかゆをのばすと食べやすいし、煮た野菜はつぶして。小分けにして冷凍してもOK。残った野菜は、お肉やルーを加えてママのごはんにリメイク。スパウトマグで、おさゆを飲む練習をしてみます。
 
朝はおかゆ数さじと野菜スープ5さじ、とうふとタマネギは1さじずつ。夜はおかゆ、スープ数さじ、ナス1さじ、とうふ2さじ。2回食のスタートはこんな感じでした。とうふは試行錯誤。凍らせるとすかすかに。加熱しなくて大丈夫と聞き、きぬどうふをそのまま食べさせてみて…。2回食にしておっぱいが減ったかと思ったけど、夜中に数回と昼間に5回といった量。寝る前にミルクをマグで飲ませようとしたら「イヤー」と泣き叫びます。
 
お留守番のとき、ママの搾乳も飲まなくて困りました。友達のママから「おやつに果物はどうかな。スープや麦茶は?飲めたら、たくさんほめてあげて」とアドバイスが。毎日の離乳食は、「食べるようになった」という実感がありました。お口をあけるし、ごっくんも上手に。新しい食材は、お魚のカレイやネギ、ダイコン、ヨーグルトなど。サツマイモとリンゴを煮ると自然な甘さでおいしかったのですが、娘はうへえって顔でした。
 
2回食にして2週間。友達が通っている児童館の離乳食講習に参加し、とうふの煮物を習いました。たまに勉強すると、この先はこういうものを食べるんだとイメージがわきます。このころママが胃腸炎で倒れて救急外来へ。何とかおっぱいは飲ませました。シラスおかゆは、にこにこ。カボチャスープはお口をよくあけました。生後8カ月、離乳食を始めて2カ月目の終わりには、おろし器ですった高野どうふとブロッコリーのだし煮や、うどん、鶏のささみ、パンがゆなども体験。1回に食べる量は、おかゆ5~10さじ、たんぱく質と野菜少しに、スープや麦茶。ちょびちょびとした、でも確かな歩みでした。
(なかの・かおり 39歳で初産。会社員生活は20年目になりました)