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No.39 ベビー服

No.39 ベビー服

寒くなって、娘の下着を買い足しました。1歳から3歳の春まで同じサイズのキャミソールを着ていましたが、この秋からサイズアップ。娘はスリムで体が冷えるので、長そでシャツと重ね着します。保育園で着替えると、4枚では足りない。キッズの取り扱いがあるお店にいくつか行き、やっと買えました。長そでやレギンス、ショーツも追加です。

 

ネットで何でも買えるとはいえ、サイズや素材など、実際に見ないとぴったりこないんですよね。初めてベビー服を買うとき、流産の経験があった私は、うきうき気分になれませんでした。夫が海外に単身赴任する準備もあってゆとりがなかったし…。それでも、妊娠後期になったら急な入院に備えて、ベビーの肌着は必要です。店員さんに相談しやすいように、お高いのを承知で百貨店のベビー服売り場へ。

 

日本でベビーの肌着と言えば、短肌着と長肌着。前開きでひも結びする、きもの型です。先輩ママに「長肌着はあまり着ない」と聞き、短肌着とその上に着るコンビ(足のところをスナップでとめる)を数枚ずつ。手袋と靴下。お顔をひっかいてしまうベビーは、手袋が必要らしいです。退院するときのために、真っ白のカバーオール(足元にスナップ。ねんねのうちは止めずにワンピースで、止めればつなぎに)と真っ白のおくるみ。肌着は性別がわからなかったのでラブリーな柄ではなく、生成り色ベースや、青&赤のくまさん模様を選びました。通販では、オーガニックコットンのオールやタオル地のおくるみ、布の抱っこひもを。女の子とわかってから、1枚だけピンク花柄のコンビを注文。

 

生まれると、病院のベビー服を着せてもらいました。白のタオル地で、バスローブみたいな形。内側に短肌着がついていて、お風呂のあとにすぐ着せられると思い、売店で買って帰りました。退院するときは、持参した肌着とオールの出番。おくるみにすっぽり入って移動するので手袋や靴下はいらなかったかも。贈り物の白いドレスで退院するベビーもいます。真っ白グッズは、ふだん使いしづらくてもったいないけれど、新生児の記念なのです。娘のオールとおくるみはお宮参りやお食い初めのときにも使って、親は満足かな。

 

助産師さんに「こつぶちゃん」と言われた娘は、50~60センチの肌着をぶかっと着ました。春生まれだったので、室内は短肌着とコンビで過ごしました。短肌着は、ねんねのときしか着なかったけれど、秋冬に下着がわりにできたかも。保育園に入ると着替えやすいキャミソールやタンクトップを買うから、それまでの活用法として。

 

生後1カ月の記念に、百貨店でイチゴ柄のオールを買いました。大型店のベビー服コーナーもデビュー。おしゃれ着は百貨店ブランドで長く着られる大きめを。ユニクロやギャップでは、お手頃価格で。肌着の次に着るのはボディスーツ。前とおまたをスナップで止め、おなかが守られる。足はまるまる出て、着替えやおむつ交換がしやすい。半そで、そでなしや長そでもあり、オールやズボンを重ねます。暑い季節はオールの半そで半ズボンタイプ(ショートオール)を1枚で。メーカーにより同じ「○○センチ」でも大きさが違い、だんだんサイズ感を覚えます。贈り物のオールは、愛用して最後はパジャマに。

 

小物は、抱っこのときの日よけに帽子をネットで注文。ボディスーツは足が出るのでレッグウォーマーを。おしりにフリルがついたパンツは、おむつカバーに。歩く前は、うつぶせ姿勢が多くてかわいい。いただいた「靴に見える模様の靴下」は、靴の代わりでした。

 

ハイハイや歩行の発達で着るものが変わります。つかまり立ちをすると、上下セパレートのシャツやズボン、パジャマを着始めました。1歳ぐらいまでは、「チュニックとズボンの上下に見えるデザインだけど、実際はつながっているオール」もお気に入り。おむつ交換もすぐできるし、1枚でコーディネートが決まるので重宝。でも活発になるとおまたスナップをいやがりました。セパレートだと自分で着替えもトライできますしね。チュールスカートつきのレギンスは、小さいうちはすそをあげてウエストをつめ、長くはけました。

 

初めてママは、温度調節も気になります。ベビーならではのマント(ケープ)は、薄手のタオル地と、フリース地のものを。タオル地は、夏の日よけや冷房よけに持ち歩きました。暑い国に行ったときにも。フリース地は寒いときの風よけに。ボタンを止めて腕を通すとずれなくてよかったです。厚手ウールのカーディガンは、セールで買ってコート代わりに着ました。ベビーは暑がりだし、娘はほとんど抱っこベルトに入っていてコートいらず。薄手フリースの抱っこカバーをつけて、お出かけしました。

 

リバーシブルの防寒ベストは0歳の秋に買い、いっときは娘の好みじゃなかったらしく着なくなり、3歳の秋はまた着ていました。そでがないと、動きやすいから。冬の室内でも、フリースやニットのベストがおすすめ。3~4枚買って、0~2歳の冬にフル活用。毛布をかけても、足でけりけりしちゃうので、パジャマの上に重ねると暖かい。同じ目的で、ベビーのときはスリーパーを2枚。肩やわき、おまたがスナップでとまる、ベスト型の毛布です。長そでのVネックカーディガンやパーカーは、思ったよりも出番が少なかった。

 

0歳の真冬に備え、もこもこキルトで手足すっぽり、フードつきオールを買いました。つかまり立ちが早かった娘は、動きにくくなるのが苦手だったみたいで微妙な表情。暖かい室内や電車で、ぱっと脱ぎ着ができないし…。2歳になる前に大雪が降ったとき、思いがけず復活。すっぽり着て雪の中を歩きました。ほとんど着なくてもったいなかったり、意外と役立つときがあったり。ベビー服選びも、手探りでした。
(なかの・かおり 39歳で初産。会社員生活は、20年目になりました)