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No.29 親子で映画館

No.29 親子で映画館

3歳の娘と、保育園帰りに映画「シンデレラ」を見に行きました。ベビー連れOKのママシアターで「アナと雪の女王」を見てから1年。当時は2歳になってまもなく。お菓子を持参し、ママのおひざで。娘は一緒にありのままを歌って大喜び。姉妹の物語に入り込めたみたい。後日、「ママと映画館行ったね」「お姉ちゃん、行っちゃった」「ゆきだるまー」と繰り返しました。そしてアナ雪のお歌ブームに(体験記はコラム№4です)。

 

ありのまま後、年末のお休みにママとふたりで「くるみ割り人形」を見ました。ママシアターではなく、一般の映画館です。行ってみると、家族連れが多く会場もすいていてラッキー。まだ2歳だったので抱っこ。人形アニメで立体感があり、夜の街の寂しい感じとか悪役の顔とかリアルで、こわくなってママにべったり。物語はハッピーエンドで、娘も「王子さま、助けてくれた」とほっとしていました。

 

その次は「ベイマックス」。夫は休日も仕事があり、スケジュールがなかなか合わない。ママが疲れていて休みたいと思っても、「今日しかない」。えいっと行きました。会場に入るとき、ちょっといやがりましたね。音が大きいし、予告編がこわかったのかも。娘は「おうち帰るー」と言ってしばらく入れませんでした。夫と会場の外をお散歩して、戻ったら同時上映のアニメもあり、抱っこして見ていると落ち着きました。

 

前後のお客さんに迷惑だったかと心配したけど、終わったら家族連れの子どもたちが「おもしろかった」と言っていて、ひと安心。子どものいる家庭は、小さい子のうろうろに慣れていますよね。うるさく感じる人もいるでしょうから、気をつかいます。ぽわぽわのベイマックス、みんなが好きなビジュアル。時間がたっても、お兄ちゃんとの関係やベイマックスが助けてくれたこと、悪役がこわいなど、物語のポイントをおさえて話しています。

 

桜の季節には「ドラえもん」。テレビで見て、映画も見たいというので行きました。3歳になり、娘の分もチケットをとります。会場でドラえもんのマスコットをもらってテンションがアップ。設定や登場人物が、3歳にはちょっと複雑だったかな? 前の座席に登ろうとしたり、ちょっと脱走したり。だけど、テレビでキャラクターを目にすると「○○がいた」「これ見たね!」と映画のことを話すので、覚えているんですね。

 

そして今回の「シンデレラ」。娘が大好きなアナ雪の短編が同時にあるというので、楽しみだったんです。ママとふたりで行こうねと約束していた週末に、ママのせきが止まらず、寝込んでしまってお出かけできませんでした。次の土曜日は、ママの出勤日。時間がとれないので平日の保育園帰り、映画館の割り引きデーに行くことに。

 

お出かけするよ、と言ってあったので、お迎えでうきうきの娘。保育園を出るときに、おしゃれ服に着替えました。バスにのったあと、頑張って歩き、途中の薬局でママの栄養ドリンクや麦茶を買いました。予約したふたり分のチケット受け取り。「ポップコーンがいい」という娘に、ジャンクで良くないなあと思いつつ、一番小さいサイズを買ってあげました(ちなみに帰宅してからも、ごはんを食べました)。

 

そこからスクリーンが遠かった。ポップコーンを抱えて娘の手をつなぎ、保育園の洗濯物が入ったバッグもあり、何回かエスカレーターに乗り換えてやっと到着。会場に近づくと、娘は子ども用の座席クッションを自分で取ってきてやる気があるものの、またこわくなったみたい。「おうち帰るー」と言い出します。映画館って、暗いし、圧迫感があるもん。ママもドキドキするときがあるから、わかるよ。

 

座ってみると予告編のアニメなど見て、落ち着きました。迷惑にならないよう、ネットで座席表を見て、前に人がいない壁際ブロックかつ、出入りしやすい通路側の席をとっていました。実際の現場は、前の手すりがバルコニー状態で、下の通路までそれなりの高さが。娘が手すりにつかまってすべったら落ちるかも…とおそろしくて、監視です。

 

本編が始まる前に、トイレに行こうといっても、ひとりで待っているといいます。いやいや、危ないから。説得してトイレに行ったらおしっこをもらしてしまい、保育園で脱いだズボンを再び。着替えがあって助かった…。寒いというのでママのカーディガンをはおらせます。アラフォーママは、冷えないようにカーディガン、ストール、レッグウォーマー、マスクで防備。暑くなると半袖、サンダルになりますから、室内では油断しないようにね。

 

娘はアナ雪のかわいらしい映像に、背筋を伸ばして見入っています。そしてシンデレラ。アニメでなく実写だったので、不幸な生い立ちのあたりは、3歳の娘には重かったかな。その後、魔法をかけられるところや、きれいなドレスを着て舞踏会に行くところは、女子スイッチが入っていました。最後のほうは、せっかくの座席よりママの抱っこでべったり。映画が終わると、「もっと見たかった!」と繰り返していました。

 

寝る前に、物語を自分の言葉で説明してくれました。いままでの映画については簡単なコメントだったのが、文章ですらすらと。「パパとママ、死んじゃった」「ピンクのお洋服、ぐちゃぐちゃになっちゃって、そして青いお洋服にしたんだって」「シンデレラの靴、なくなっちゃった」「かぼちゃの馬車になったの」などなど。

 

映画館に行くたびに、進化が見られておもしろいです。

 

(なかの・かおり 39歳で初産。会社員生活は、20年目になりました)