NPO法人 【仕事と子育て】 カウンセリングセンター

昭和39年には、日本人は一人当たり年間120kgのお米を食べていました。今はその半分しか食べていません。当時の日本人はなぜそんなにごはんを食べたのか。答えは単純で、ごはんがおいしかったからです。電気がない時代、夜は鍋の中が見えないので、ごはんを炊くのは朝か昼、後の2回は冷やごはんや雑炊やお茶漬けを食べていました。ところが昭和39年には電気炊飯器やガス炊飯器が家庭に普及したおかげで、毎日三食炊きたてのごはんが食べられることになり、そのおいしさにみんな感動したのです。でも、それが当たり前になると、感動も薄れていきます。

 
本当なら家族みんなが健康で温かいごはんを食べられるだけでも幸せなのに、今はTVや雑誌の情報に惑わされて、その幸せを見失っているのです。

 
お米は日本人にとって最高の食材です。なぜなら毎日3回食べても飽きない食材は他にないでしょう？温かいごはんを食べられる感動を失わないことが幸せになる秘訣です。